5月5日菖蒲と菖蒲湯
2015年 05月 06日
5月5日には花が美しいので花菖蒲を活けたものであるが、
端午の節句に用いる菖蒲は
実は、白菖(あやめ、あやめぐさ、のきあやめ)、
カキツバタ、である。
写真の活け花は
花はカキツバタ
葉は戴いた菖蒲湯に使う菖蒲の葉と
カキツの葉が入り混じってます
近郊の農産物店で色々な草花が1束で販売してたのです。
臙脂と白の撫子と、ニラのような花、名前が分かりません(?)が
触れるとカサカサとドライフラワーになる感じの花です。
さて、活け終わった残りの菖蒲の葉を
お風呂に入れ、いい香りで子供の頃を思い出しました。
今から60年前の話です。
銭湯に行くと菖蒲の葉が湯ぶね一面に浮いていた。
都会では菖蒲の花を 見ることも無かったし
季節の行事でもある菖蒲湯の日は、とても混んでました。
人も掻き分け、菖蒲も掻き分け入り、茎のピンク色した部分を花気ながら、
母や姉、近所の叔母さん達と憩いの場、そして裸の付き合いが、
なんとも暖かく愉しい庶民の場所銭湯でした。
銭湯の愉しい思い出が蘇える我が家で独り浸かっている菖蒲湯の
1日でした。
此方はイチハツ
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